骨は古いものは壊され新しいものが作られて常に変化しています.閉経期の女性は,骨粗しょう症になる率が高くなります.まとめると,

骨粗しょう症の治療に汎用されている薬剤の一つにビスホスホネート系薬剤があります.ビスホスホネート系薬剤は,使用する際には注意点がある薬剤です.
ビスホスホネート系薬剤の代表例として,リセドロン酸酸ナトリウム(商品名:アクトネル錠)の添付文書で使用上の注意を確認します.




Phosphonateは“リン”でしたね.ここをもう一度確認してください.
次に,最も注意点です.ビスホスホネート系薬剤は2価のカチオン(cation,陽イオン)と結合し吸収されにくくなります.これを血中濃度のグラフで確認しましょう.

グラフの縦軸は対数表示です.食後服用で吸収量が大幅に低下しています.また,投与量は2.5mgと少量ですが,縦軸の単位がp(pico,ピコ)でありバイオアベイラビリティ(bioavailability)が低いことがわかります.なお,数値の単位はここで確認してください.
ビスホスホネート系薬剤は,今後も汎用されると思います.使用上の注意点をしっかり覚えておきましょう.

