”国民の健康・疾患”関連 看護師国家試験問題

用語の整理をしましょう.

平均余命・・・・・ある年齢のヒトがあとどれほど生きるかを示したもの
簡易生命表が参考になります.2025年時点の最新版”令和5年簡易生命表”によると,現在20歳の方なら

男性は,61.45年
女性は,67.48年
になっています.

平均寿命・・・・・0歳の方の平均余命
です.

令和5年簡易生命表では,
男性の平均寿命は,81.09年
女性の平均寿命は,87.09年
です.国家試験の出題形式から細かい数値まで覚える必要はありません.”男性は81年,女性は87年”と覚えましょう.

必修問題

平均寿命は[ ]歳の平均余命である.[ ]に入るのはどれか.

1. 0
2. 5
3. 10
4. 15

第103回_午前002問

必修問題

平均寿命で正しいのはどれか.

1. 0歳の平均余命である.
2. 20歳の平均余命である.
3. 60歳の平均余命である.
4. 死亡者の平均年齢である.

第107回_午前001問

必修問題

日本の平成21年(2009年)における男性の平均寿命に最も近いのはどれか.
1.70年
2.75年
3.80年
4.85年

第101回_午前001問

2009年の男性の平均寿命は79.59年、女性は86.44年.

必修問題

日本の平成25年(2013年)における男性の平均寿命はどれか.

1. 70.21年
2. 75.21年
3. 80.21年
4. 85.21年

第105回_午後001問

2013年の男性の平均寿命は80.21年,女性は2023年は86.61年.

必修問題

令和元年(2019年)の0歳男児の平均余命はどれか.

1. 78.4年
2. 81.4年
3. 84.4年
4. 87.4年

第112回_午後001問

2019年の男性の平均寿命は81.41年,女性は87.45年.

必修問題

我が国の平成17年(2005年)の女性の平均寿命に最も近いのはどれか.

1. 65年
2. 75年
3. 85年
4. 95年

第097回_午前002問

2005年の女性の平均寿命は85.52年,男性は78.56年.

必修問題

日本の平成22年(2010年)における女性の平均寿命はどれか.

1. 76.39年
2. 79.64年
3. 86.39年
4. 89.64年

第102回_午後001問

2010年の女性の平均寿命86.39年,男性は79.64年.

必修問題

平成29年(2017年)の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか.

1. 77年
2. 82年
3. 87年
4. 92年

第109回_午後001問

2017年の女性の平均寿命は87.26年,男性は81.09年.

必修問題

令和3年(2021年)の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか.

1. 77年
2. 82年
3. 87年
4. 92年

第113回_午後001問

2021年の女性の平均寿命は87.57年,男性は81.47年.

必修問題

我が国の平成17年(2005年)の死因順位の第1位はどれか.

1. 肺炎
2. 脳血管疾患
3. 悪性新生物
4. 不慮の事故

第097回_午前001問

必修問題

我が国の平成19年(2007年)における死因順位の第1位はどれか.

1. 肺炎
2. 心疾患
3. 脳血管疾患
4. 悪性新生物

第099回_午前001問

必修問題

日本の平成23年(2011年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか.

1. 肺炎
2. 心疾患
3. 悪性新生物
4. 脳血管疾患

第103回_午後001問

必修問題

平成29年(2017年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率で心疾患の順位はどれか.

1. 1位
2. 2位
3. 3位
4. 4位

第109回_午前001問

必修問題

我が国の平成16年(2004年)の死亡総数に対する悪性新生物の割合に最も近いのはどれか.

1. 10%
2. 20%
3. 30%
4. 40%

第096回_午前003問

必修問題

平成14年(2002年)の男性の悪性新生物死亡数で最も多い部位はどれか.

1. 肺
2. 胃
3. 肝
4. 大腸

第095回_午前001問

必修問題

日本における平成28年(2016年)の部位別にみた悪性新生物の死亡数で,男性で最も多い部位はどれか.

1. 胃
3. 肝及び肝内胆管
3. 気管、気管支及び肺
4. 結腸と直腸S 状結腸移行部及び直腸

第108回_午前002問

必修問題

日本の主要死因別にみた死亡率の推移を図に示す.悪性新生物の推移はどれか.

1. A
2. B
3. C
4. D
5. E

第101回_午前023問

必修問題

日本における平成19年(2007年)の1歳から4歳までの子どもの死因で最も多いのはどれか.

1. 肺炎
2. 心疾患
3. 悪性新生物
4. 不慮の事故

第100回_午前006問

この設問が,日本の社会の変化を感じることができる問題の一つです.平成19年公表の”人口動態統計(確定数)の概況”では,1~4歳までの子供の死因は,”4.不慮の事故”が最も多く第100回の試験では正解になります.しかし,平成21年公表の同資料から,”先天奇形等”が最も多くなり,最新の統計でも同様です.また,0歳児でも同様です.逆転した明確な要因は不明ですが,行政,民間などが実施した様々な事故対策が実った結果だと思います.

必修問題

日本における平成21年(2009年)の5〜9歳の子どもの死因で最も多いのはどれか.

1. 肺炎
2. 心疾患
3. 不慮の事故
4. 悪性新生物

第102回_午前008問

上の設問と同様ですが,年齢が異なります.5~9歳の死因は,2009年では”不慮の事故”が最も多かったが,2023年は”悪性新生物”が最も多くなりました.

必修問題

令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのはどれか.

1. 頭痛
2. 肩こり
3. 体がだるい
4. 目のかすみ

第112回_午前002問

必修問題

日本の平成22年(2010年)における傷病別にみた通院者率が男女ともに最も高いのはどれか.

1. 腰痛症
2. 高血圧症
3. 歯の病気
4. 眼の病気

第104回_午前002問
平成22年国民生活基礎調査の概況

必修問題

平成28年(2016年)の国民生活基礎調査で,男性の有訴者の症状が最も多いのはどれか.

1. 腰痛
2. もの忘れ
3. 体がだるい
4. 目のかすみ
5. 手足の関節が痛む

第109回_午前025問
平成28年 国民生活基礎調査の概況

必修問題

平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか.

1. 糖尿病
2. 腰痛症
3. 高血圧症
4. 眼の病気

第108回_午後002問
平成28年 国民生活基礎調査の概況

必修問題

平成25年(2013年)の国民生活基礎調査による有訴者率(人口千対)で正しいのはどれか.

1. 12.4
2. 112.4
3. 312.4
4. 512.4

第106回_午前001問

2013年の有訴者率は312.4,2022年は276.5となっている.有訴者率は,約280程度と理解すれば良いでしょう.

必修問題

平成27年(2015年)の病院報告による一般病床の平均在院日数はどれか.

1. 6.5日
2. 16.5日
3. 26.5日
4. 36.5日

第107回_午前002問

必修問題

平成20年(2008年)の日本の男性における外来受療率が最も高い年齢階級はどれか.

1. 50~54 歳
2. 60~64 歳
3. 70~74 歳
4. 80~84 歳

第103回追試_午後002問

必修問題

令和2年(2020年)の患者調査における外来受療率(人口10万対)で最も多い傷病はどれか.

1. 新生物(腫瘍)
2. 呼吸器系の疾患
3. 消化器系の疾患
4. 内分泌,栄養及び代謝疾患

第110回_午前002問
令和2年(2020)患者調査の概況