くすりの知識

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CP2_薬理学Ⅱのまとめ

薬理学2のまとめ
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08.01 ”中枢神経に作用するくすり”のまとめ

不眠などに使用されるベンゾジアゼピン系は様々な血中動態を示すので,患者の症状により最適な薬物を選択する.三環系抗うつ薬等は抗コリン作用に注意.炭酸リチウムはTDM対象.麻薬性鎮痛薬は,末梢だけはなく中枢神経に作用して鎮痛効果を示す.
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07.02 ”末梢神経に作用するくすり”のまとめ

自律神経系では,活動的な状態で優位な方は交感神経系,安静な状態で優位な方は副交感神経系.β(受容体)遮断薬は,心不全の悪化など重篤な症状をまねくことがある.抗コリン薬の代表的な副作用は,口渇,尿閉などで,特に高齢者への投与は注意が必要.
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07.01 神経伝達物質とその働き

交感神経系の節後線維での神経伝達物質はノルアドレナリンで受容体はアドレナリン受容体.副交感神経系の節後線維において神経伝達物質のアセチルコリンで受容体はムスカリン受容体
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09-03 ”高血圧などの循環器系に作用するくすり”のまとめ

スタチン類等のHMG-CoA還元酵素阻害薬により,体内でコレステロールが生合成できなくなるから,不足分を補うために血液中のコレステロールを利用する..その結果,血液中のコレステロールは確実に減少する.特徴的な副作用は横紋筋融解症.
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09.02 高血圧_2

降圧薬治療の中断は,リバウンドによりさらなる高血圧を引き起こす.ACE阻害薬の特徴的な副作用としては空咳.ループ利尿薬とサイアザイド系利尿薬は,ナトリウムだけではなくカリウムも排泄するので,低カリウム血症に注意する.
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09.01 高血圧_1

高血圧の90%以上は原因の特定ができない本態性高血圧.血圧(動脈圧)を決定する2つの因子は心拍出量,末梢血管抵抗.心拍出量を決定する3つの因子は血液量,心拍数,心収縮力.末梢血管抵抗を決定する因子は血管平滑筋緊張度.RAA系は血圧が下がったときに血圧を上げる役割.
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10_2-01 ”胃潰瘍など消化器に作用するくすり”のまとめ

胃や十二指腸の粘膜が,自らが分泌した胃液により障害を受けた状態が消化性潰瘍.正常な状態は,胃液などの攻撃因子と粘膜を保護する防御因子のバランスが取れている.攻撃因子と防御因子のバランスを崩す大きな要因である細菌はヘリコバクター・ピロリ.
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13.01 work(復習と課題),p.295

医学書院刊【系統看護学講座”薬理学”】work(復習と課題):解答私案】第15版,p.295
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10_3.01 work(復習と課題),p.258

医学書院刊【系統看護学講座”薬理学”】work(復習と課題):解答私案】第15版,p.258