くすりを学ぶための基礎 00.06 水溶液のpH(ペーハー) 健常な人の動脈血はpH7.35-7.45くらいで中性に近い値を示す.市販の飲料では酸性の飲料があり,酸性飲料は,薬物の苦味等をマスクする目的で使われる薬剤のコーティングを溶解させ,服用時に苦味等を感じるので注意が必要. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎
くすりを学ぶための基礎 00.05 液状のくすりの濃度 オスバン消毒液10%から0.1%液,0.05%液を作る方法.災害時には,キャップとペットボトル等を使う.器具の選択や手法は,どこまでの正確さを求められるかにより異なりことを必ず覚えておいてください. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎
くすりを学ぶための基礎 00.04 温度の変化による液体の体積変化 水は温度が変化すると体積が変化し,氷に変化すると体積は約1.1倍になる.正確さを要求される場合,体積ではなく質量を用いる.ただし,液体の薬剤では,体積の単位であるmLが多く用いらる. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎
くすりを学ぶための基礎 00.03 液体の体積(量)と質量(重さ) 液体の量をを表す単位の基本はmL.水1,000mLは約1kg.液体の種類により密度が異なり,牛乳1,000mlは約1.03kg,醤油1,000mLは約1.1kg. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎
くすりを学ぶための基礎 00.02 くすりの有効成分の量 薬剤の有効成分の含有量は添付文書に記載.%表示の場合は注意が必要で,質量百分率,体積百分率,質量対体積百分率のいずれかを確認.有効成分の量は,塩の質量を含んで表示. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎
くすりを学ぶための基礎 00.01 くすりに関する単位 薬剤で多く使われる単位は,m(ミリ)μ(マイクロ)n(ナノ)p(ピコ).重さなら,1g=1,000mg,1mg=1,000ug,1ug=1,000ng,1ug=1,000pgです. 2023.02.07 くすりを学ぶための基礎