部位による吸収率の違い(角質層などが厚いと吸収率は低下する)
※数値はテキストにより異なる場合がある.
外用剤は,有効成分を【基剤】に混ぜ込んだもの.
代表的な基剤は,軟膏,クリーム,ゲル,パップなどのいわゆる貼り薬がある
※貼り薬は,貼付剤といい,正しくは”ちょうふざい”と読む.慣用的に”てんぷざい”と読むこともある.
ステロイド外用剤は,作用の強さによって5段階に分類される.
”very strong”と”strongest”に分類されるステロイド外用薬剤は,医療用医薬品
”weak””medium””strong” に分類されるステロイド外用薬剤は,一般用医薬品(OTC)
ステロイド外用剤は,免疫を抑制する作用のため【感染】のある部位には使用してはならない.
顔面や陰部などへ塗布は注意すべきといわれるのは,【角質層】などが薄いため吸収率が高いためである.