12_1.01 ”皮膚病に使用するくすり”のまとめ

部位による吸収率の違い(角質層などが厚いと吸収率は低下する)

ステロイドと体への吸収について

※数値はテキストにより異なる場合がある.

外用剤は,有効成分を【基剤】に混ぜ込んだもの.

代表的な基剤は,軟膏,クリーム,ゲル,パップなどのいわゆる貼り薬がある

貼り薬は,貼付剤といい,正しくは”ちょうふざい”と読む.慣用的に”てんぷざい”と読むこともある.

ステロイド外用剤は,作用の強さによって5段階に分類される.

ステロイドは作用の強さによって5段階に分類

”very strong”と”strongest”に分類されるステロイド外用薬剤は,医療用医薬品

”weak””medium””strong” に分類されるステロイド外用薬剤は,一般用医薬品(OTC)

ステロイド外用剤は,免疫を抑制する作用のため【感染】のある部位には使用してはならない.

顔面や陰部などへ塗布は注意すべきといわれるのは,【角質層】などが薄いため吸収率が高いためである.