”05 免疫”関連 看護師国家試験問題

必修問題

副腎皮質ステロイドの作用はどれか.

1. 体重の減少
2. 血糖の低下
3. 血圧の低下
4. 免疫の促進
5. 炎症の抑制

第108回_午前025問

必修問題

副腎皮質ステロイドの作用はどれか.

1. 炎症の抑制
2. 食欲の抑制
3. 免疫の促進
4. 血糖の低下
5. 血圧の低下

第100回_午前024問

副腎皮質ステロイドの主な薬理効果は,”免疫抑制”と”抗炎症作用”でしたね.
アトピー性皮膚炎の外用剤には副腎皮質ステロイド含有製剤が汎用されています.抗炎症作用に関しては,アラキドン酸カスケードに関連しています.”アレルギー,痛み関連のくすり”のまとめ を参照してください.

必修問題

ステロイド薬の副作用(有害事象)はどれか.

1. 便秘
2. 口内炎
3. 低血圧
4. 骨粗鬆症

第105回_午前017問

必修問題

副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか.

1. 骨粗鬆症
2. 血圧低下
3. 聴力障害
4. 低血糖

第095回_午前019問

必修問題

長期間の使用によって満月様顔貌(ムーンフェイス)をきたすのはどれか.

1. ヘパリン
2. インスリン
3. テオフィリン
4. プレドニゾロン
5. インドメタシン

第102回_午後024問

副腎皮質ステロイドの特徴的な有害反応をまとめると,
・骨粗鬆症
・緑内障
・満月様顔貌(ムーンフェイス)
・糖尿病
・免疫機能低下による易感染症
などです.覚えるの大変でしょうが,問題の選択肢にある”骨粗鬆症”,”満月様顔貌(ムーンフェイス)”は最低でも覚えましょう.

ところで,特徴的な有害反応として”聴力障害”がある抗生物質の系統はなんでしたか?ここを参照

必修問題

C型慢性肝炎に使用するのはどれか.

1. ドパミン
2. インスリン
3. リドカイン
4. インターフェロン

第105回_午後016問

インターフェロンを使用中の注意点は,”間質性肺炎”,”うつ状態”でした.(薬理学Ⅰテキストp.125)

C型肝炎の治療は,以前はインターフェロン投与が中心であったが,2010年代より新たな薬剤の発売により経口剤での治療が可能になってきました.新たに発売された薬剤は,C型肝炎に対して大変有効ですが,費用の観点からの問題もあるという話をしましたね.